2021年03月04日

《ミニコラム》 黒井戸殺し(2018) 三谷幸喜×クリスティー 名探偵勝呂シリーズ第三弾】『死との約束』放映記念

アガサ・クリスティー 原作
三谷幸喜 脚色
黒井戸殺し(2018)

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【三谷幸喜×クリスティー 名探偵勝呂シリーズ第三弾】
『死との約束』
放映記念

《ミニコラム》

 皆様こんにちは。
 めとろんです。

 来る令和3年3月6日(土)、フジテレビ「土曜プレミアム」枠で、【三谷幸喜×クリスティー 名探偵勝呂シリーズ第三弾】『死との約束』がいよいよ放映されるとのこと。
 あら嬉しや、この機会に、2018年4月に放映された『黒井戸殺し』について少々、《ミニコラム》として、思いつくままに、エッセイのような形で、お話してみたいと思います。

【 今回は、『黒井戸殺し』と『刑事コロンボ/二枚のドガの絵』のネタバレを含みます。恐れ入りますが、未見の方は、御遠慮頂きたいと思います。 】


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posted by めとろん at 11:55| 千葉 ☁| Comment(2) | アガサ・クリスティー | 更新情報をチェックする

2021年03月03日

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(39)Captive Audience('62)ある殺人計画 The Alfred Hitchcock Hour ジェームズ・メイスン主演!『蔵の中』的、メタフィクショナルな前衛殺人劇

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(39)

Captive Audience('62)
ある殺人計画

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『蔵の中』的、メタフィクショナルな前衛殺人劇

The Alfred Hitchcock Hour

 皆様こんにちは。
 めとろんです。

 かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」

 今回は、The Alfred Hitchcock Hour(ヒッチコック・アワー)の第1シーズン第5エピソード、ジェームズ・メイスンアンジー・ディキンソンが共演した、メタフィクショナルな殺人劇、「Captive Audience」をご紹介します。


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2021年03月01日

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(38)Murder Case('64)独り舞台 The Alfred Hitchcock Hour ジョン・カサヴェテス&ジーナ・ローランズ共演!

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(38)

Murder Case('64)
独り舞台

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ジョン・カサヴェテス&ジーナ・ローランズ共演!

The Alfred Hitchcock Hour

 皆様こんにちは。
 めとろんです。

 かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」

 今回は、The Alfred Hitchcock Hour(ヒッチコック・アワー)の第2シーズン第19エピソード、ジョン・カサヴェテスジーナ・ローランズが夫婦共演した、「Murder Case(独り舞台)」をご紹介します。


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2021年02月26日

《ミニコラム》 ダイヤルMを廻せ! Dial M for Murder フレデリック・ノット(論創社) 

ダイヤルMを廻せ!
Dial M for Murder

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フレデリック・ノット 圭初幸恵・訳(論創社)

《ミニコラム》

 皆様こんにちは。
 めとろんです。

 今回は、誠に遅ればせながら、2018年に出版された、倒叙ミステリ戯曲の傑作『ダイヤルMを廻せ!』の台本をご紹介します。

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posted by めとろん at 14:55| 千葉 ☁| Comment(0) | ミステリー舞台劇 | 更新情報をチェックする

2021年02月11日

めとLOG 15th ANNIVERSARY 刑事コロンボの帰還(二見書房)

めとLOG 15th ANNIVERSARY
刑事コロンボの帰還(二見書房)

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山口雅也 総指揮
菊池篤 構成

皆様こんにちは。
めとろんです。

 2006年2月15日に、第一回目の記事を投稿して以来、本年2月でこのブログは15周年を迎えます。まずは、今までこのブログにお越し頂いたすべての皆様に、御礼申し上げます。
 大変に、ありがとうございました!

 さて、少し前の話になりますが、昨年10月、『刑事コロンボ』のノヴェライズ小説でお馴染みの二見書房さんから、山口雅也氏の総指揮、菊池篤氏の構成によって、シリーズの全作解題や評論、そしてパスティーシュ数編を掲載した、ヴァラエティに富んだ一書、『刑事コロンボの帰還』が出版されました。今後の、『刑事コロンボ』評論の、新たなひとつのメルクマールとして、重要な一冊であると、楽しく拝読しました。

 その中の、菊池篤氏がレヴィンソン&リンクの出会いからコロンボ誕生までを綴られた『名コンビが「名刑事」を生みだすまで』で、このブログの以下、

R・レヴィンソン&W・リンクの世界
(15)“WHISTLE WHILE YOU WORK”"口笛吹いて働こう"
(26)身の上相談('63) Dear Uncle George

 …に、おける分析を「引用」(中邑孝雄名義)してくれています。
 少年時代から、ノヴェライズ小説を追い求めた二見書房さんのコロンボ本ということで、とても、光栄で嬉しい出来事でした。

 15年間、あっという間でしたが、「R・レヴィンソン&W・リンクの世界」も含めて、まだまだご紹介したい作品は数えきれないほどあります。
 ブログという媒体自体、すでに前時代的となって久しいとは自覚しておりますが、細々ながら継続していく所存ですので、末永く、ご愛顧のほど、よろしくお願い致します。

                         めとろん


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2021年02月10日

銀幕のファイロ・ヴァンス(3) The Bishop Murder Case('29)僧正殺人事件

銀幕のファイロ・ヴァンス(3) The Bishop Murder Case('29)僧正殺人事件

The Bishop Murder Case('29)
僧正殺人事件

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銀幕のファイロ・ヴァンス(3)

 皆様、こんにちは。
 めとろんです。

 今回は、久しぶりにシリーズ「銀幕のファイロ・ヴァンス」S・S・ヴァン・ダイン『僧正殺人事件』を映画化した『The Bishop Murder Case』('29)を御紹介します。


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posted by めとろん at 17:23| 千葉 ☁| Comment(2) | S・S・ヴァン・ダイン | 更新情報をチェックする

2021年02月05日

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(37)Two on a Bench('71)(ベンチのふたり)パティ・デューク主演のスパイ・コメディ

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(37)

Two on a Bench('71)
(ベンチのふたり)

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パティ・デューク主演のスパイ・コメディ

 皆様、こんにちは。
 めとろんです。

 かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」

 今回は、レヴィンソン&リンクが挑んだコメディ(!)TVムーヴィーである、『Two on a Bench』(1971 ベンチのふたり)を、ご紹介します。

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posted by めとろん at 13:58| 千葉 ☀| Comment(0) | R・レヴィンソン&W・リンクの世界 | 更新情報をチェックする

2021年02月02日

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(36)ギルティ・コンサイエンス('85) アンソニー・ホプキンス主演!「本格ミステリ三部作」の掉尾を飾る実験作

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(36)

Guilty Conscience('85) 
ギルティ・コンサイエンス

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アンソニー・ホプキンス主演!

「本格ミステリ三部作」の掉尾を飾る実験作

 皆様こんにちは。
 めとろんです。

 かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」

 『殺しの演出者』(1979)、『殺しのリハーサル』(1982)と並ぶウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの「本格ミステリ三部作」のラストを飾る傑作TVムーヴィー、『ギルティ・コンサイエンス』(直訳すれば「やましい心」「後ろめたい心」)。
 このブログの軸となる、「R・レヴィンソン&W・リンクの世界」の劈頭を飾った記念すべき第1回目の作品、『ギルティ・コンサイエンス』を今一度、改めて見つめてみたいと思います。


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posted by めとろん at 12:34| 千葉 ☔| Comment(0) | R・レヴィンソン&W・リンクの世界 | 更新情報をチェックする

2021年01月27日

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(35)殺しのリハーサル(’82)Rehearsal for murder ACT.2 レヴィンソン&リンクのミステリTVムーヴィーの最高傑作

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(35)

Rehearsal for Murder(’82)
殺しのリハーサル

Act.2

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レヴィンソン&リンクの
ミステリTVムーヴィーの最高傑作


追悼/ウィリアム・リンク


 皆さま、こんにちは。
 めとろんです。

 前回に引き続き、リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンクの、本格ミステリTVムーヴィーの、ひとつの到達点であろう最高傑作、『殺しのリハーサル』をご紹介します。

【 このAct.2 は考察編で、本作品の結末に関するネタバレが含まれます。観賞後にぜひ、お読み頂けたら幸いです。】

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posted by めとろん at 18:07| 千葉 ☔| Comment(0) | R・レヴィンソン&W・リンクの世界 | 更新情報をチェックする

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(34)殺しのリハーサル(’82)Rehearsal for murder ACT.1 レヴィンソン&リンクのミステリTVムーヴィーの最高傑作

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(34)

Rehearsal for Murder(’82)
殺しのリハーサル

Act.1

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レヴィンソン&リンクの
ミステリTVムーヴィーの最高傑作



追悼/ウィリアム・リンク


 皆さま、こんにちは。
 めとろんです。

 去る2020年12月27日、ウィリアム・リンク氏が、心臓疾患により、ロスアンジェルスにて、鬼籍に入られました。享年87歳。

 いつか、直接お聞きしたかった質問は数知れませんでした。その夢は、永遠に虚空を浮遊し続けるでしょう。
感謝の想いは深く…それは、「友」という絆と、その唯一無二の信頼関係故の、共同作業が成し得た偉業。人は、チームで、尊い何かを創造できるのだという、希望…を残してくれました。
 今回は、リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンクの、本格ミステリTVムーヴィーの、ひとつの到達点であろう最高傑作、『殺しのリハーサル』をご紹介します。

【 本作品を未見の方は、申し訳ありませんが、このAct.1 だけお読みになって、その物語のさわりと概要だけを、「予告編」としてお楽しみ頂けたら…と思います。】



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posted by めとろん at 14:29| 千葉 ☔| Comment(0) | R・レヴィンソン&W・リンクの世界 | 更新情報をチェックする

2021年01月21日

2020: An Auricle odyssey 耳介をめぐる冒険

耳介をめぐる冒険(改訂版)

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2020: An Auricle odyssey

~永田小耳症形成外科クリニックの思い出に、最大の感謝を込めて~


 皆さま、こんにちは。
 めとろんです。

 昨年は、節目となる年でした。

2010: A HAPPY NEW YEAR
人生はミステリー。…なんて、
http://metolog.seesaa.net/article/387393953.html

 2010年1月2日のこの記事から早11年…。
 昨年、二回にわたる手術と入院によって、長男は、新たな耳を得ました。
 ここで結果を記さなければ片手落ちと思い、その状況を記録しておきたいと思います。


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posted by めとろん at 16:58| 千葉 ☀| Comment(0) | 気まぐれ日記 | 更新情報をチェックする

2020年12月14日

THE NiNe MiLE WaLK 9マイルは遠すぎる(短編映画 2003)

《ミニコラム》

THE NiNe MiLE WaLK

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9マイルは遠すぎる(短編映画 2003)


 皆さまこんにちは。
 めとろんです。

 Twitterを終了して、約1年が経ち、長男の2度の手術と2か月の入院、じつに13年越しのイベントが終わりました。父の死から間もなく、大切な先輩の死もありました。
 思うところあり、恥ずかしながら、この度、Twitterアカウントを、復活することにしました。当ブログ、Facebook共々、よろしくお願いいたします。


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posted by めとろん at 17:59| 千葉 ☁| Comment(2) | ミステリー映画・洋画 | 更新情報をチェックする