2021年07月29日

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(47)《小説編⑨》GHOST STORY(’59)怪談

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(47)《小説編⑨》

GHOST STORY(’59)
怪談

3CF58DCE-4B86-42C9-B5B6-CA776DE9AB4B.jpg

倒叙ミステリ的、
ライトなホラー艶笑譚



 皆さま、こんにちは。
 めとろんです。

 かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」

 今回は、若き日のリチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンクが執筆した、ライトな艶笑譚であり、後の倒叙ミステリ的要素も含む興味深いホラー短編、『GHOST STORY』(怪談)をご紹介します。

続きを読む
posted by めとろん at 20:48| 千葉 ☁| Comment(0) | R・レヴィンソン&W・リンクの世界 | 更新情報をチェックする

2021年07月11日

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(番外編④)劇団フーダニット第20回公演『殺人処方箋 ~刑事コロンボ登場~』

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(番外編④)

劇団フーダニット第20回公演

殺人処方箋
  ~刑事コロンボ登場~


殺人処方箋 フーダニット.jpg

Prescription: Murder

at タワーホール船堀
2021年7月9日(金)~11日(日)



 皆様こんにちは、めとろんです。

 去る7月10日(土)午後、江戸川区を拠点に活動するミステリ劇専門劇団、「劇団フーダニット」の第20回公演、『殺人処方箋~刑事コロンボ登場~』(ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソン作 松坂晴恵 訳・演出)を観劇して参りました。
 その感想を、記憶が急激に薄れゆく昨今(笑)、早めに綴っておきたい。
 公演パンフが今回も素晴らしく、町田暁雄氏による「舞台版《殺人処方箋》をさらに楽しむための5つの基礎知識&トリビア集」、そして豪華ミステリ研究家による倒叙ミステリ論考と充実した内容。すべてに、作品愛が溢れた公演だと改めて実感するのでした。



続きを読む
posted by めとろん at 11:42| 千葉 🌁| Comment(0) | R・レヴィンソン&W・リンクの世界 | 更新情報をチェックする

2021年04月18日

《ミニコラム》ジョン・ディクスン・カー B13号船室はいかに改装されたか? 「人間消失テーマ」名作ラジオ・ドラマの映像化

ジョン・ディクスン・カー
B13号船室は いかに改装されたか?
How was cabin B13 renovated?

nin12.jpg

nin5.jpg

「人間消失テーマ」名作ラジオ・ドラマの映像化

《ミニコラム》

 皆様こんにちは。
 めとろんです。
 
 最近、重量感たっぷりの内容が多いとお嘆きの貴兄に。(笑)
 今回は、人間消失テーマの傑作、ジョン・ディクスン・カーのラジオ・ドラマ「B13号船室」の映像化作品について、思いつくところを、気軽に綴っていきたいと思います。

続きを読む
posted by めとろん at 07:30| 千葉 ☔| Comment(0) | ジョン・ディクスン・カー | 更新情報をチェックする

2021年04月03日

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(46)Enough Rope(’60)The Chevy Mystery Show「コロンボ警部補」初登場!

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(46)

The Chevy Mystery Show
Enough Rope(’60)
イナフ・ロープ

S__99401736.jpg

「コロンボ警部補」初登場!

 皆様、こんにちは。
 めとろんです。

 かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。

 今回は、1960年7月31日放送された、「The Chevy Mystery Show」(NBC 、60分の生ドラマ・シリーズ)の一編、コロンボ警部補が初登場した幻の生放送ドラマ、『Enough Rope』(第1シーズン第10話)をご紹介します。

続きを読む
posted by めとろん at 22:11| 千葉 ☁| Comment(0) | R・レヴィンソン&W・リンクの世界 | 更新情報をチェックする

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(45)《小説編⑧》愛しい死体(’60)DEAR CORPUS DELICTI 「刑事コロンボ」の原点

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(45)《小説編⑧》

DEAR CORPUS DELICTI(’60)
愛しい死体

S__99287060.jpg

コロンボ.jpg

「刑事コロンボ」の原点

 皆様、こんにちは。
 めとろんです。

 かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。

 今回は、1960年、「アルフレッド・ヒッチコック・マガジン」3月号に掲載された、「DEAR CORPUS DELICTI」 (「愛しの罪体《犯罪の実質的事実》」)=『愛しい死体』を、ご紹介します。

続きを読む
posted by めとろん at 00:31| 千葉 ☀| Comment(0) | R・レヴィンソン&W・リンクの世界 | 更新情報をチェックする

2021年03月28日

《ミニコラム》 The Grand Tour(’91) グランド・ツアー C・L・ムーアの傑作短編『ヴィンテージ・シーズン』への「反論」

The Grand Tour(’91)
グランド・ツアー

screenshot002.jpg

screenshot006.jpg

C・L・ムーアの傑作短編
     『ヴィンテージ・シーズン』への「反論」


《ミニコラム》

 皆様こんにちは。
 めとろんです。
 
 今回は、ミステリ映画とは言い難いのですが、ヘンリイ・カットナーとC・L・ムーア夫妻の別名義、ロレンス・オダネル(実質、ムーアの手によるものと言われる)「ヴィンテージ・シーズン」が原作の時間SF、ジェフ・ダニエルズ主演『グランド・ツアー』(’91)について、思いつくところを少々、エッセイ風に、綴っていきたいと思います。

続きを読む
posted by めとろん at 17:57| 千葉 ☔| Comment(0) | ミステリー映画・洋画 | 更新情報をチェックする

2021年03月24日

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(44)いとしのチャーリー My Sweet Charlie(’70)朽ちた「灯台」から、「差別」で分断された世界を眺める

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(44)

My Sweet Charlie(’70)
いとしのチャーリー

i9.jpg

i8.jpg

朽ちた「灯台」から、
    「差別」で分断された世界を眺める


 皆様、こんにちは。
 めとろんです。

 かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。

 今回は、国内におけるソフト化を強く訴えたい、混迷する現代にこそ、ひとつの光明となるような傑作、『My Sweet Charlie いとしのチャーリー』(’70)をご紹介したいと思います。


続きを読む
posted by めとろん at 17:15| 千葉 ☀| Comment(0) | R・レヴィンソン&W・リンクの世界 | 更新情報をチェックする

2021年03月16日

《ミニコラム》死との約束(2021)アガサ・クリスティー原作 三谷幸喜脚色 

アガサ・クリスティー 原作
三谷幸喜 脚色
死との約束(2021)

si6.jpg

si10.jpg

《ミニコラム》

 皆様こんにちは。
 めとろんです。

 去る3月6日(土)21:00~23:40、「土曜プレミアム」枠で放送された、アガサ・クリスティー原作、三谷幸喜氏による脚色の『死との約束』の感想を、簡単に述べてみたいと思います。


続きを読む
posted by めとろん at 17:02| 千葉 ☁| Comment(0) | アガサ・クリスティー | 更新情報をチェックする

2021年03月10日

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(43)TVムーヴィー Prescription: Murder('68)殺人処方箋

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(43)

TVムーヴィー
Prescription: Murder('68)
殺人処方箋

screenshot011.jpg

screenshot017.jpg

ピーター・フォーク=コロンボ警部補登場!

 皆様こんにちは。
 めとろんです。

 かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」

 今回は、TVムーヴィー版『Prescription: Murder殺人処方箋』(‘68)をご紹介します。

続きを読む
posted by めとろん at 11:18| 千葉 🌁| Comment(0) | R・レヴィンソン&W・リンクの世界 | 更新情報をチェックする

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(42)Nothing Ever Happens in Linvale('63)落とし穴 ヒッチコック『裏窓』的、傑作サスペンス!

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(42)

Nothing Ever Happens in Linvale('63)
落とし穴

o22.jpg

o23.jpg

ヒッチコック『裏窓』的、傑作サスペンス!

The Alfred Hitchcock Hour

 皆様こんにちは。
 めとろんです。

 かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」

 今回は、The Alfred Hitchcock Hour(ヒッチコック・アワー)の第2シーズン第6エピソード、「Nothing Ever Happens in Linvale 落とし穴」をご紹介します。

続きを読む
posted by めとろん at 00:35| 千葉 ☁| Comment(0) | R・レヴィンソン&W・リンクの世界 | 更新情報をチェックする

2021年03月07日

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(41)舞台劇 Prescription: Murder 殺人処方箋 トーマス・ミッチェル=コロンボ警部補登場!

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(41)

舞台劇 Prescription: Murder('62)
殺人処方箋

殺人処方箋表紙.jpg

トーマス・ミッチェル=コロンボ警部補登場!

 皆様こんにちは。
 めとろんです。

 かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」

 今回は、彼らのキャリアのエポックとなり、後のTVシリーズ「刑事コロンボ」の起点のひとつとなった舞台劇、『Prescription: Murder殺人処方箋』をご紹介します。

続きを読む
posted by めとろん at 16:08| 千葉 ☁| Comment(0) | R・レヴィンソン&W・リンクの世界 | 更新情報をチェックする

2021年03月06日

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(40)審判の下る日 The Alfred Hitchcock Hour 「倒叙ミステリ」への、シニカルなアンチテーゼ

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(40)

Day of Reckoning('62)
審判の下る日

d16.jpg

d15.jpg

「倒叙ミステリ」への、シニカルなアンチテーゼ

The Alfred Hitchcock Hour

 皆様こんにちは。
 めとろんです。

 かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」

 今回は、The Alfred Hitchcock Hour(ヒッチコック・アワー)の第1シーズン第10エピソード、「Day of Reckoning 審判の下る日」をご紹介します。

続きを読む
posted by めとろん at 23:13| 千葉 ☁| Comment(0) | R・レヴィンソン&W・リンクの世界 | 更新情報をチェックする