2012年10月07日

妄執の館('69)Honeymoon with a Stranger Act.2 ロベール・トマ『罠』との距離

妄執の館('69)
Honeymoon with a Stranger Act.2

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ロベール・トマ『罠』との距離

皆様こんばんは、めとろんです。

10月に入っても、いまだ残暑厳しいこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
我が家は、長男たっくんの運動会も終わり、穏やかな日常を取り戻しつつあります。
彼が実家に行っている、僅かな午後の比較的平穏な時間に、『妄執の館』の後編を、気楽に綴って参りたいと思います。

【 ロベール・トマ作「罠」について 】

—さて、ここで先に進む前に、『妄執の館』のオリジナルである、「フランスのヒッチコック」の異名を持つ舞台作家ロベール・トマによる不朽の名推理劇、『罠』('60年1月30日・初演)について触れないわけにはいきません。
『他人の向う側』、『消えた花嫁』も俎上に上げさせていただく予定ですので、その比較の為に、作品の詳細をここに記します。

《大変申し訳ございませんが、『罠』以下、その脚色作品を未読・未見の方は、以下をご遠慮願えれば幸いです。》


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posted by めとろん at 23:40| Comment(2) | TrackBack(0) | ロベール・トマ | 更新情報をチェックする

2012年07月09日

妄執の館('69)Honeymoon with a Stranger Act.1 ロベール・トマ×ヘンリイ・スレッサー×ジャネット・リー!

妄執の館('69)
Honeymoon with a Stranger Act.1

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ロベール・トマ×ヘンリイ・スレッサー×ジャネット・リー!

皆様こんにちは、めとろんです。

さて、v2.1の最初にご紹介したいのは、「フランスのヒッチコック」の異名をとった劇作家、ロベール・トマ『罠』Trap for a Lonely manを原作としつつ、主人公の男女を入れ替え、舞台もイタリアへと変更した作品『妄執の館』('69)です。
そして、この大胆な脚色に参加したのは、アメリカの曲者推理作家ヘンリイ・スレッサーなのです。様々な想像(妄想?)も含めて、この興味深い作品について、考察してみたいと思います。


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posted by めとろん at 21:31| Comment(4) | TrackBack(0) | ロベール・トマ | 更新情報をチェックする

2006年04月13日

ピーター・ストーン脚本! 他人の向う側('75)

他人の向う側('75)
ハネムーン・クライシス/新妻蒸発
ONE OF MY WIVES IS MISSING


タイトル
レヴィンとダニエル







皆様こんにちは、めとろんです。

今回は、「消えた花嫁」と同じロベール・トマの「罠」を原作に持つ、「他人の向う側」をご紹介したいと思います!


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posted by めとろん at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ロベール・トマ | 更新情報をチェックする