Hitchcock

「たかが映画じゃないか」
皆様こんにちは、めとろんです。
以前から製作情報が伝えられ、今回遂に公開となったアンソニー・ホプキンス&ヘレン・ミレン主演の『ヒッチコック』。
ミステリ映画のファンであり、一応ヒッチ・ファンでもあり、また’90年の出版当時に原作である『メイキング・オブ・サイコ』(Alfred Hitchcock and the Making of Psycho スティーブン・レベロ著/岡山徹訳)を読んでいたこともあり、また重ねて『第一容疑者』シリーズ以来のヘレン・ミレンさんのファンでもあり(笑)…様々な因縁に鑑みて、勇んで劇場へと馳せ参じた次第です。
しかし、私の感想は、確かに「力作」ではありましたが、「サスペンスの巨匠」自身を描くという、歴史的にも画期的な作品としては、少々残念であったと申し上げざるを得ません。
以下、少々ネタバレを含みますので、鑑賞済みの方のみ、お願い申しあげます。
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