R・レヴィンソン&W・リンクの世界(53)Charlie Cobb: Nice Night for a Hangi…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(53)Charlie Cobb: Nice Night for a Hanging(’77)縛り首の夜 ~サスペンス西部劇TVムーヴィーの快作~ Charlie Cobb: Nice Night for a Hanging(’77) 縛り首の夜   ~サスペンス西部劇TVムーヴィーの快作~  皆様、こんにちは。  めとろんです。   かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。  今回は、リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンクが製作総指揮と原案、盟友ピーター・S.フィッシャーが製作、原案&脚本を担当した、『縛り首の夜』(’77)をご紹介します。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(52)《小説編⑫》レヴィンソン&リンク劇場 突然の奈落 リチャード・レヴィンソ…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(52)《小説編⑫》レヴィンソン&リンク劇場 突然の奈落 リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンクの短編集、その2 レヴィンソン&リンク劇場 突然の奈落 リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンク 後藤安彦 他◎訳    皆さま、こんにちは。  めとろんです。  かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。  今回は、昨年9月に続き出版された、レヴィンソン&リンク若き日の短編を網羅する、『皮肉な終幕』に続く第二弾、『レヴィンソン&リンク劇場 突然の奈落』(扶桑社)について、ぼくの感想をまじえて、ご紹介させて頂きます。 ※「少年期の終わり Richard Levinson&William Link's Boyhood's End ~リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンク 初期短編 概観~」を併録しています。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(番外編⑤)大発見! 妻を殺せば(’62)~「殺人処方箋」本邦初翻訳~

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(番外編⑤) 大発見! 妻を殺せば(’62) DEAR CORPUS DELICTI ~「殺人処方箋」本邦初翻訳~  皆さま、こんにちは。  めとろんです。  この度、「日本に於ける『刑事コロンボ』史」に、大発見がありました。  

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(51)《小説編⑪》Memory Game (’59)記憶ゲーム テッド・レイト…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(51)《小説編⑪》Memory Game (’59)記憶ゲーム テッド・レイトン名義の掌編! Memory Game (’59) 記憶ゲーム  皆さま、こんにちは。  めとろんです。  かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。  今回は、若き日のリチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンクが、テッド・レイトンの変名で執筆した短編『Memory Game』(記憶ゲーム)ご紹介します。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(50)《小説編⑩》レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕 ~リチャード・レヴィン…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(50)《小説編⑩》レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕 ~リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンクの短編集 その1~ レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕 リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンク 浅倉久志 他◎訳    皆さま、こんにちは。  めとろんです。  かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。  今回は、本年9月2日にめでたく出版された、『レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕』(扶桑社)について、ぼくの感想を少々まじえて、ご紹介させて頂きます。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(49)Exit Line('82) ~TVシリーズ『Darkroom』より~

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(49)Exit Line('82) ~TVシリーズ『Darkroom』より~ Exit Line('82) ~TVシリーズ『Darkroom』より~  皆さま、こんにちは。  めとろんです。  かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。  今回は、オムニバス・ホラーTVシリーズ『Darkroom』の一編、レヴィンソン&リンクの若き日の同名短編小説を、『エラリー・クイーン』、『ジェシカおばさんの事件簿』等のピーター・S・フィッシャーが脚本を担当した約15分の掌編『Exit Line』(1982年1月15日放映)をご紹介します。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(48)COLUMBO: DEATH LENDS A HAND 刑事コロンボ 指…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(48)COLUMBO: DEATH LENDS A HAND刑事コロンボ 指輪の爪あと(’71) COLUMBO: DEATH LENDS A HAND(’71) 刑事コロンボ 指輪の爪あと(’71) ~レヴィンソン&リンクと、     TVシリーズとしての『刑事コロンボ』~  皆さま、こんにちは。  めとろんです。  かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。  今回は、TVシリーズ化された『刑事コロンボ』で、唯一、リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンクが、単独で脚本を執筆した貴重な作品である、「指輪の爪あと」(’71)をご紹介します。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(47)《小説編⑨》GHOST STORY(’59)怪談

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(47)《小説編⑨》 GHOST STORY(’59) 怪談 倒叙ミステリ的、 ライトなホラー艶笑譚  皆さま、こんにちは。  めとろんです。  かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。  今回は、若き日のリチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンクが執筆した、ライトな艶笑譚であり、後の倒叙ミステリ的要素も含む興味深いホラー短編、『GHOST STORY』(怪談)をご紹介します。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(番外編④)劇団フーダニット第20回公演『殺人処方箋 ~刑事コロンボ登場~』

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(番外編④) 劇団フーダニット第20回公演 殺人処方箋   ~刑事コロンボ登場~ Prescription: Murder at タワーホール船堀 2021年7月9日(金)~11日(日)  皆様こんにちは、めとろんです。  去る7月10日(土)午後、江戸川区を拠点に活動するミステリ劇専門劇団、「劇団フーダニット」の第20回公演、『殺人処方箋~刑事コロンボ登場~』(ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソン作 松坂晴恵 訳・演出)を観劇して参りました。  その感想を、記憶が急激に薄れゆく昨今(笑)、早めに綴っておきたい。  公演パンフが今回も素晴らしく、町田暁雄氏による「舞台版《殺人処方箋》をさらに楽しむための5つの基礎知識&トリビア集」、そして豪華ミステリ研究家による倒叙ミステリ論考と充実した内容。すべてに、作品愛が溢れた公演だと改めて実感するのでした。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(46)Enough Rope(’60)The Chevy Mystery Sh…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(46) The Chevy Mystery Show Enough Rope(’60) イナフ・ロープ 「コロンボ警部補」初登場!  皆様、こんにちは。  めとろんです。  かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。  今回は、1960年7月31日放送された、「The Chevy Mystery Show」(NBC 、60分の生ドラマ・シリーズ)の一編、コロンボ警部補が初登場した幻の生放送ドラマ、『Enough Rope』(第1シーズン第10話)をご紹介します。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(45)《小説編⑧》愛しい死体(’60)DEAR CORPUS DELICTI …

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(45)《小説編⑧》 DEAR CORPUS DELICTI(’60) 愛しい死体 「刑事コロンボ」の原点  皆様、こんにちは。  めとろんです。  かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。  今回は、1960年、「アルフレッド・ヒッチコック・マガジン」3月号に掲載された、「DEAR CORPUS DELICTI」 (「愛しの罪体《犯罪の実質的事実》」)=『愛しい死体』を、ご紹介します。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(44)いとしのチャーリー My Sweet Charlie(’70)朽ちた「灯…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(44) My Sweet Charlie(’70) いとしのチャーリー 朽ちた「灯台」から、     「差別」で分断された世界を眺める  皆様、こんにちは。  めとろんです。  かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。  今回は、国内におけるソフト化を強く訴えたい、混迷する現代にこそ、ひとつの光明となるような傑作、『My Sweet Charlie いとしのチャーリー』(’70)をご紹介したいと思います。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(43)TVムーヴィー Prescription: Murder('68)殺人処…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(43) TVムーヴィー Prescription: Murder('68) 殺人処方箋 ピーター・フォーク=コロンボ警部補登場!  皆様こんにちは。  めとろんです。  かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。  今回は、TVムーヴィー版『Prescription: Murder殺人処方箋』(‘68)をご紹介します。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(42)Nothing Ever Happens in Linvale('63)…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(42) Nothing Ever Happens in Linvale('63) 落とし穴 ヒッチコック『裏窓』的、傑作サスペンス! The Alfred Hitchcock Hour  皆様こんにちは。  めとろんです。  かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。  今回は、The Alfred Hitchcock Hour(ヒッチコック・アワー)の第2シーズン第6エピソード、「Nothing Ever Happens in Linvale 落とし穴」をご紹介します。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(41)舞台劇 Prescription: Murder 殺人処方箋 トーマス・…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(41) 舞台劇 Prescription: Murder('62) 殺人処方箋 トーマス・ミッチェル=コロンボ警部補登場!  皆様こんにちは。  めとろんです。  かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。  今回は、彼らのキャリアのエポックとなり、後のTVシリーズ「刑事コロンボ」の起点のひとつとなった舞台劇、『Prescription: Murder殺人処方箋』をご紹介します。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(40)審判の下る日 The Alfred Hitchcock Hour 「倒叙…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(40) Day of Reckoning('62) 審判の下る日 「倒叙ミステリ」への、シニカルなアンチテーゼ The Alfred Hitchcock Hour  皆様こんにちは。  めとろんです。  かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。  今回は、The Alfred Hitchcock Hour(ヒッチコック・アワー)の第1シーズン第10エピソード、「Day of Reckoning 審判の下る日」をご紹介します。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(39)Captive Audience('62)ある殺人計画 The Alfr…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(39) Captive Audience('62) ある殺人計画 『蔵の中』的、メタフィクショナルな前衛殺人劇 The Alfred Hitchcock Hour  皆様こんにちは。  めとろんです。  かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。  今回は、The Alfred Hitchcock Hour(ヒッチコック・アワー)の第1シーズン第5エピソード、ジェームズ・メイスンとアンジー・ディキンソンが共演した、メタフィクショナルな殺人劇、「Captive Audience」をご紹介します。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(38)Murder Case('64)独り舞台 The Alfred Hitc…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(38) Murder Case('64) 独り舞台 ジョン・カサヴェテス&ジーナ・ローランズ共演! The Alfred Hitchcock Hour  皆様こんにちは。  めとろんです。  かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。  今回は、The Alfred Hitchcock Hour(ヒッチコック・アワー)の第2シーズン第19エピソード、ジョン・カサヴェテスとジーナ・ローランズが夫婦共演した、「Murder Case(独り舞台)」をご紹介します。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(37)Two on a Bench('71)(ベンチのふたり)パティ・デューク…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(37) Two on a Bench('71) (ベンチのふたり) パティ・デューク主演のスパイ・コメディ  皆様、こんにちは。  めとろんです。  かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。  今回は、レヴィンソン&リンクが挑んだコメディ(!)TVムーヴィーである、『Two on a Bench』(1971 ベンチのふたり)を、ご紹介します。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(36)ギルティ・コンサイエンス('85) アンソニー・ホプキンス主演!「本格ミ…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(36) Guilty Conscience('85)  ギルティ・コンサイエンス アンソニー・ホプキンス主演! 「本格ミステリ三部作」の掉尾を飾る実験作  皆様こんにちは。  めとろんです。  かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。  『殺しの演出者』(1979)、『殺しのリハーサル』(1982)と並ぶウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの「本格ミステリ三部作」のラストを飾る傑作TVムーヴィー、『ギルティ・コンサイエンス』(直訳すれば「やましい心」「後ろめたい心」)。  このブログの軸となる、「R・レヴィンソン&W・リンクの世界」の劈頭を飾った記念すべき第1回目の作品、『ギルティ・コンサイエンス』を今一度、改めて見つめてみたいと思います。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(35)殺しのリハーサル(’82)Rehearsal for murder AC…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(35) Rehearsal for Murder(’82) 殺しのリハーサル Act.2 レヴィンソン&リンクの ミステリTVムーヴィーの最高傑作 追悼/ウィリアム・リンク  皆さま、こんにちは。  めとろんです。  前回に引き続き、リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンクの、本格ミステリTVムーヴィーの、ひとつの到達点であろう最高傑作、『殺しのリハーサル』をご紹介します。 【 このAct.2 は考察編で、本作品の結末に関するネタバレが含まれます。観賞後にぜひ、お読み頂けたら幸いです。】

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(34)殺しのリハーサル(’82)Rehearsal for murder AC…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(34) Rehearsal for Murder(’82) 殺しのリハーサル Act.1 レヴィンソン&リンクの ミステリTVムーヴィーの最高傑作 追悼/ウィリアム・リンク  皆さま、こんにちは。  めとろんです。  去る2020年12月27日、ウィリアム・リンク氏が、心臓疾患により、ロスアンジェルスにて、鬼籍に入られました。享年87歳。  いつか、直接お聞きしたかった質問は数知れませんでした。その夢は、永遠に虚空を浮遊し続けるでしょう。 感謝の想いは深く…それは、「友」という絆と、その唯一無二の信頼関係故の、共同作業が成し得た偉業。人は、チームで、尊い何かを創造できるのだという、希望…を残してくれました。  今回は、リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンクの、本格ミステリTVムーヴィーの、ひとつの到達点であろう最高傑作、『殺しのリハーサル』をご紹介します。 【 本作品を未見の方は、申し訳ありませんが、このAct.1 だけお読みになって、その物語のさわりと概要だけを、「予告編」としてお楽しみ頂けたら…と思います。】

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(16)ザ・クロニクル・オブ・レヴィンソン&リンク

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(16) The Chronicle of Richard Levinson&William Link ザ・クロニクル・オブ・リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンク - The chronicle of their lives and works. ~リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンク年代記~ (2023.10.29. 更新)  皆様、こんばんは。  めとろんです。  かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。  1985年3月23日(土)、NHK総合で放送された『殺しのリハーサル』。  ぼくは、中学を卒業した春休み。高校進学への期待と漠然とした不安の、宙ぶらりんな日々。そんな、茫漠とした人生において、何処にも所属せず、何処の誰でもない、ちょっとした空白の谷間に、突如として出現した衝撃。  あの日の感動とともに、胸に刻まれた「リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンク」の名前。  極東にひっそりと暮らす、ひとりの少年にとって、生涯忘れ得ぬ出会いでした。    ーあれから早幾年、40年近く経っても、いまだに彼らの作品と生涯を、追いかけています。  この項は、「ザ・クロニクル・オブ・レヴィンソン&リンク」と題し、彼ら2人が「刑事コロンボ」に行き着く…

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(33)Murder, She Wrote('84-'96) Act.4 "まだ…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(33) Murder, She Wrote('84-'96) Act.4 "まだ、素人"探偵  皆さま、ご無沙汰しております。  めとろんです。  『Murder, she wrote』ジェシカおばさんの事件簿の第4回です。  今年の前半は、父の入院や、母の介護施設探しから入所と、何かと忙しい日々でありました。  春うららかな日から、気がつけば早、秋も深まる季節です。  秋の夜長に、ぜひ気楽にお読みください。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(32)Murder, She Wrote('84-'96) ジェシカおばさんの…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(32) Murder, She Wrote('84-'96) Act.3 "まだ、素人"探偵  皆様こんにちは、めとろんです。 この10月から、衛星放送のミステリー専門チャンネルであるAXNミステリーで『ジェシカおばさんの事件簿』第5シーズンがめでたく日本初放送!大変におめでとうございます!  このまま、第6、第7シーズン~と、全12シーズンをぜひ、放送して頂ければこれほど嬉しいことはない…と切に願っております。(…放送して頂けますよ、ね?)    それではリチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンクと盟友ピーター・S・フィッシャーが企画した、大ヒット・シリーズ『Murder, She Wrote』(邦題:「ジェシカおばさんの事件簿」)の第3回を、お届けします。

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番外編(3)リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンクの世界スペシャル  interim report(中間報告…

リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンクの世界 Special interim report(中間報告) &めとLOG 8th anniversary  皆様こんにちは、そして始めまして。  めとろんと申します。  この度、ブログ・サービスの閉鎖に伴い、足かけ8年間にわたりお世話になったLOVELOGから、このSeesaaブログへと引っ越して参りました。ひたすらにマイペースな更新ではありますが、今までお見知りおきの方も、新たにお越し頂いた方も、何卒よろしくお願い致します。

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The play's the thing 舞台『殺しのリハーサル』と『ハムレット』

The play's the thing "The play's the thing wherein I'll catch the conscience of the King."  皆様。  遅ればせながら、明けましておめでとうございます。  2014年の年が明けて半月。年齢を重ねるに連れて、時の流れるスピードも、相対性理論張りに、劇的に速くなっているような気がします。  昨年の暮れ、12月24日から29日まで、中目黒にあるキンケロ・シアターにて、ピュアーマリー企画による舞台『殺しのリハーサル』が上演され、私も26日に観劇しました。  9月公演からの再演ですが、よりオリジナル脚本に近い完全版として、林与一さん、山本みどりさん、倉石功さんほかキャストも一新、演出にも新たに刺激的な試みがなされた、素晴らしい舞台でした。また、この舞台のパンフレットに、前回に引き続いてレヴィンソン&リンク紹介の小文を載せて頂き(今回、改訂&増補)光栄の至りでありました。  この場を借りて、感謝申し上げます。  このようなチャンスを再三にわたり与えて頂いた皆様すべてに、心より、ありがとうございました。 ※要注意!※ 以下、『殺しのリハーサル』に関するネタばれが含まれます。 TVムーヴィー版もしくは舞台版をご覧になった方のみ、お読み下さい。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(31)Murder Plotting of The COLUMBO Colle…

リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンクの世界(31) Murder Plotting of The COLUMBO Collection 『刑事コロンボ 13の事件簿 黒衣のリハーサル』 …と、 『マーダープロット』  皆様こんにちは。  めとろんです。  先般お伝えした通り、この9/10〜16日、レヴィンソン&リンクの最高傑作であるTVムーヴィーの舞台化『殺しのリハーサル』がピュアーマリー主催により、中目黒キンケロシアターで上演。そしてこの10月には、劇団フーダニットによりウィリアム・リンクの戯曲『マーダープロット』が、本邦初演されました。  この二つに前後しますが、以前ご紹介した、ウィリアム・リンクのコロンボ新作短編「死は痕跡を残す」(ミステリマガジン9月号)掲載を皮切りに、『刑事コロンボ 13の事件簿 黒衣のリハーサル』(訳/町田暁雄・論創社)が8月下旬に発売となりました。  さて、まずは『刑事コロンボ13の事件簿 黒衣のリハーサル』The COLUMBO Collection(論創社・刊)の極私的ランキングを、拙い感想とともに掲示することにします。あくまで、個人的な感想および評価ですので、「なぜ、私の好きなあれが第~位?!」ということもあるかも知れませんが、それぞれの評価の違いを楽しむ、という大らかな気持ちでお読み頂ければ幸いです。(笑)この小説と、先日初演を観劇した2001年の戯曲『マーダープロット』の感想を綴るなかで、現…

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(30)Murder, She Wrote('84-'96) ジェシカおばさんの…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(30) Murder, She Wrote('84-'96) Act.2 "まだ、素人"探偵  皆様こんにちは、めとろんです。  ピュアーマリー企画の舞台『殺しのリハーサル』は9月16日(月祝)、大成功のうちに千秋楽を迎えたと伺いました。これから、また一段と、リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンクの珠玉の作品群が、脚光を浴びていくことを、心から願って止みません。  今回は引き続き、リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンクと盟友ピーター・S・フィッシャーが企画した、大ヒット・シリーズ『Murder, She Wrote』(邦題:「ジェシカおばさんの事件簿」)の第2回を、お届けします。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(29)Murder, She Wrote('84-'96) ジェシカおばさんの…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(29) Murder, She Wrote ('84-'96) Act.1 "まだ、素人"探偵  皆様こんにちは、めとろんです。  ピュアーマリー企画、舞台『殺しのリハーサル』中目黒キンケロ•シアターにて、10日より開演!  昨日、光栄にもゲネプロを観させて頂きました。綺麗で、端正な劇場でした。  よく考えれば中学時代、タイトルだけを頼りに、NHK初放送をβで録画した『殺しのリハーサル』。そのショックと共に、レヴィンソン&リンクの名は心に刻まれました。そして幾星霜、今、舞台版のパンフに文章を書かせて頂ける幸運に、熱く胸を震わせています。つなげて下さった、皆さまに心から感謝。縁の不思議さに、感慨を深くするばかりです。  レヴィンソン&リンクの最高傑作が、今ここに、素晴らしい形で蘇りました!実際に観劇して、俳優の皆様のエネルギッシュな熱演に、感動しました。心の底からオススメです。ぜひ!  さて今回は、リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンクと盟友ピーター・S・フィッシャーが企画した、大ヒット・シリーズ『Murder, She Wrote』(邦題:「ジェシカおばさんの事件簿」)の、第1回です。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(28)《小説編⑦》死は痕跡を残すDeath Leaves a Bookmark…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(28)《小説編⑦》 Death Leaves a Bookmark 死は痕跡を残す by ウィリアム・リンク  皆様こんにちは、めとろんです。  土曜の午後、じりじりと照りつける熱い日差し。でも、何故か空は雲に覆われ、どこからかゴロゴロと轟く音が。またぞろ、ゲリラ豪雨の予感。  ―いつの間にか夏、真っ盛りの昨今。いかがお過ごしでしょうか。  今回は、ハヤカワミステリマガジンNo.691(2013年9月号)に掲載された、我らがウィリアム・リンク氏の小説版『刑事コロンボ』新作短編「死は痕跡を残す」Death Leaves a Bookmark をご紹介します。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(27)ELLERY QUEEN('75)エラリー・クイーン TV series…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(27)エラリー・クイーン('75)TV series ELLERY QUEEN('75) エラリー・クイーン 《TV series》 ~ミステリー・ドラマの冒険 The Adventure of the Mystery Drama~  皆様、こんにちは。  めとろんです。  さて、前回お知らせしました『ミステリの女王の冒険』、遂に発売となりました! 思った通りの素晴らしい内容に、興奮を禁じ得ません。  パイロット版+全22話から厳選された4話分に、未制作の『ミステリの女王の冒険』を加えた全5話分のシナリオに、町田暁雄氏のシリーズ・ガイド、エピソード・ガイドを付すお腹いっぱいのヴォリューム。  ミステリー小説(特にクイーンの"聖典")と、ミステリー映画(ドラマ)両方を網羅した、豊富かつ深淵なる知識がなければ、一面的・皮相的になりかねない難しい素材を、見事に二つ束ねて一刀両断!(笑)…の、奇跡的な偉業に心から感動しました。

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ウィリアム・リンク氏、健在なり 『私が愛した刑事コロンボ』

ウィリアム・リンク氏、健在なり Mr.Link is alive and well! 『私が愛した刑事コロンボ』  皆様、こんにちは。  めとろんです。  以前、お知らせしたNHK-BS2のスペシャル・トーク番組『私が愛した「刑事コロンボ」』の放送(2月1日・2日)が終了しました。2回合わせて50分という、思ったより短い放送時間の中で、パンパンの情報量と流石のクオリティで、僕たちを存分に楽しませてくれました!  まずはスタッフの皆様に、感謝の拍手を送りたい!ありがとうございました!!

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(番外編②)暗い鏡('46)

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(番外編②) 暗い鏡('46) The Dark Mirror 『殺人処方箋』のベースとなったサイコロジカル・サスペンス  皆様、こんにちは。  めとろんです。  かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。  今回は番外編としまして、R・レヴィンソン&W・リンクに多大な影響を与えたであろうサイコロジカル・サスペンス映画の先駆的作品、『暗い鏡』The Dark Mirror('46)を、今回は日本公開時のパンフレットの内容を交えつつ御紹介します!

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(26)Dear Uncle George 身の上相談('63) 2つの『殺人処…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(26) Alfred Hitchcock Hour ヒッチコック・アワー Dear Uncle George('63) 身の上相談 2つの『殺人処方箋』を繋ぐ ミッシング・リンクを推理する    皆様こんにちは。  めとろんです。  かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。  今回は、『ヒッチコック劇場』の好評から、1時間番組へと昇格したシリーズ『ヒッチコック・アワー』"The Alfred Hitchcock Hour"(『ヒッチコック・サスペンス』)にレヴィンソン&リンクが参加し、後の『刑事コロンボ』との関係も興味深い作品『身の上相談』Dear Uncle Georgeをご紹介します!

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(25)逃亡者 レヴィンソン&リンク脚本作より

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(25) The Fugitive 逃亡者 R・レヴィンソン&W・リンク脚本作品より 皆様こんにちは、めとろんです。 かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。 今回は、殺人の濡れ衣を着せられ死刑を宣告されたリチャード・キンブル医師(デヴィッド・ジャンセン)が、警察の追及を逃れながら真犯人を追って放浪する名作TVシリーズ『逃亡者』(1963年~'67年)から、レヴィンソン&リンクが脚本を担当した2作品を御紹介したいと思います!

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(24)《小説編⑥》 一区切り('61)"the end of an era"

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(24)《小説編⑥》 the end of an era('61) 一区切り 皆様こんにちは、めとろんです。 かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。 今回は、"小説編"として、彼らが'61年に発表した短編小説『一区切り』"the end of an era"をご紹介したいと思います!

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(23)《小説編⑤》 記憶喪失('61)"no name, address, i…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(23)《小説編⑤》 no name, address, identity('61) 記憶喪失 皆様こんばんは、めとろんです。 かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。 今回は、"小説編"として、彼らが'61年に発表した短編小説『記憶喪失』"no name, address, identity"をご紹介したいと思います!

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(22)フランス式十戒('62)より 第6話『汝、盗むなかれ』"Tu ne d…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(22) LE DIABLE et les dix commandements('62) フランス式十戒 第6話『汝、盗むなかれ』 "Tu ne deroberas point" 皆様こんばんは、めとろんです。 かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。 今回は、若き日の彼らの短編小説を映画化した、フランス映画をご紹介したいと思います。 それは意外にも、フランス映画の巨匠ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の傑作オムニバス映画、『フランス式十戒』('62)の第6話『汝、盗むなかれ』。

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R・レヴィンソン&W・リンクの世界(21)ELLERY QUEEN Too Many Suspects ('75)…

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(21) ELLERY QUEEN Too Many Suspects('75) エラリー・クイーン 美人ファッション・デザイナーの冒険 Act.2 皆様こんにちは、めとろんです。 かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」。 お待たせしました。『エラリー・クイーン』('75)、その第二回です!

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