2021年02月26日

《ミニコラム》 ダイヤルMを廻せ! Dial M for Murder フレデリック・ノット(論創社) 

ダイヤルMを廻せ!
Dial M for Murder

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フレデリック・ノット 圭初幸恵・訳(論創社)

《ミニコラム》

 皆様こんにちは。
 めとろんです。

 今回は、誠に遅ればせながら、2018年に出版された、倒叙ミステリ戯曲の傑作『ダイヤルMを廻せ!』の台本をご紹介します。

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posted by めとろん at 14:55| 千葉 ☁| Comment(0) | ミステリー舞台劇 | 更新情報をチェックする

2021年02月11日

めとLOG 15th ANNIVERSARY 刑事コロンボの帰還(二見書房)

めとLOG 15th ANNIVERSARY
刑事コロンボの帰還(二見書房)

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山口雅也 総指揮
菊池篤 構成

皆様こんにちは。
めとろんです。

 2006年2月15日に、第一回目の記事を投稿して以来、本年2月でこのブログは15周年を迎えます。まずは、今までこのブログにお越し頂いたすべての皆様に、御礼申し上げます。
 大変に、ありがとうございました!

 さて、少し前の話になりますが、昨年10月、『刑事コロンボ』のノヴェライズ小説でお馴染みの二見書房さんから、山口雅也氏の総指揮、菊池篤氏の構成によって、シリーズの全作解題や評論、そしてパスティーシュ数編を掲載した、ヴァラエティに富んだ一書、『刑事コロンボの帰還』が出版されました。今後の、『刑事コロンボ』評論の、新たなひとつのメルクマールとして、重要な一冊であると、楽しく拝読しました。

 その中の、菊池篤氏がレヴィンソン&リンクの出会いからコロンボ誕生までを綴られた『名コンビが「名刑事」を生みだすまで』で、このブログの以下、

R・レヴィンソン&W・リンクの世界
(15)“WHISTLE WHILE YOU WORK”"口笛吹いて働こう"
(26)身の上相談('63) Dear Uncle George

 …に、おける分析を「引用」(中邑孝雄名義)してくれています。
 少年時代から、ノヴェライズ小説を追い求めた二見書房さんのコロンボ本ということで、とても、光栄で嬉しい出来事でした。

 15年間、あっという間でしたが、「R・レヴィンソン&W・リンクの世界」も含めて、まだまだご紹介したい作品は数えきれないほどあります。
 ブログという媒体自体、すでに前時代的となって久しいとは自覚しておりますが、細々ながら継続していく所存ですので、末永く、ご愛顧のほど、よろしくお願い致します。

                         めとろん


posted by めとろん at 14:48| 千葉 ☀| Comment(0) | 気まぐれ日記 | 更新情報をチェックする

2021年02月10日

銀幕のファイロ・ヴァンス(3) The Bishop Murder Case('29)僧正殺人事件

銀幕のファイロ・ヴァンス(3) The Bishop Murder Case('29)僧正殺人事件

The Bishop Murder Case('29)
僧正殺人事件

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銀幕のファイロ・ヴァンス(3)

 皆様、こんにちは。
 めとろんです。

 今回は、久しぶりにシリーズ「銀幕のファイロ・ヴァンス」S・S・ヴァン・ダイン『僧正殺人事件』を映画化した『The Bishop Murder Case』('29)を御紹介します。


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posted by めとろん at 17:23| 千葉 ☁| Comment(2) | S・S・ヴァン・ダイン | 更新情報をチェックする

2021年02月05日

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(37)Two on a Bench('71)(ベンチのふたり)パティ・デューク主演のスパイ・コメディ

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(37)

Two on a Bench('71)
(ベンチのふたり)

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パティ・デューク主演のスパイ・コメディ

 皆様、こんにちは。
 めとろんです。

 かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」

 今回は、レヴィンソン&リンクが挑んだコメディ(!)TVムーヴィーである、『Two on a Bench』(1971 ベンチのふたり)を、ご紹介します。

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posted by めとろん at 13:58| 千葉 ☀| Comment(0) | R・レヴィンソン&W・リンクの世界 | 更新情報をチェックする

2021年02月02日

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(36)ギルティ・コンサイエンス('85) アンソニー・ホプキンス主演!「本格ミステリ三部作」の掉尾を飾る実験作

R・レヴィンソン&W・リンクの世界(36)

Guilty Conscience('85) 
ギルティ・コンサイエンス

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アンソニー・ホプキンス主演!

「本格ミステリ三部作」の掉尾を飾る実験作

 皆様こんにちは。
 めとろんです。

 かの有名な「刑事コロンボ」の原作者、ウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの作品を、ぼくの感想をまじえてご紹介する「W・リンク&R・レヴィンソンの世界」

 『殺しの演出者』(1979)、『殺しのリハーサル』(1982)と並ぶウィリアム・リンク&リチャード・レヴィンソンの「本格ミステリ三部作」のラストを飾る傑作TVムーヴィー、『ギルティ・コンサイエンス』(直訳すれば「やましい心」「後ろめたい心」)。
 このブログの軸となる、「R・レヴィンソン&W・リンクの世界」の劈頭を飾った記念すべき第1回目の作品、『ギルティ・コンサイエンス』を今一度、改めて見つめてみたいと思います。


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posted by めとろん at 12:34| 千葉 ☔| Comment(0) | R・レヴィンソン&W・リンクの世界 | 更新情報をチェックする