ハートのクイーン ヒッチコック・サスペンス『探索』('63) エラリイ・クイーン×リイ・ブラケット×ハーヴェイ・…

ハートのクイーン ヒッチコック・サスペンス 『探索』 Terror at Northfield ('63) 原作:エラリイ・クイーン「動機」The Motive 《ミニコラム》  皆さま、こんにちは。めとろんです。今回は、かの「ヒッチコック劇場」が1時間枠に拡大した「ヒッチコック・サスペンス」の第2シーズン第35話「探索」Terror at Northfield(1963年10月11日放送)について少々お話してみたいと思います。

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In Broad Daylight('71)『暗闇の中の殺意』 ラリー・コーエン脚本、倒叙ミステリTVムーヴィーの…

In Broad Daylight('71) 『暗闇の中の殺意』 ラリー・コーエン脚本、 倒叙ミステリTVムーヴィーの隠れた佳品!  皆様こんにちは、めとろんです。  今回は、TVムーヴィー『暗闇の中の殺意』('71)をご紹介します。    フレデリック・ノットの『暗くなるまで待って』の設定を逆転させたかのような、「犯人が盲目」の倒叙ミステリ劇の隠れた佳品です。原題の"In Broad Daylight"とは「白昼堂々」といった意味で、発端となる親友と妻の逢瀬、犯行、そして結末…、設定と併せて考えると、極めてシニカルで味わい深いタイトルになっています。

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(改訂版)思いつき「悪魔の手毬唄」考 「書かでもの記」より

思いつき『悪魔の手毬唄』考 (改訂版) 横溝正史「書かでもの記」より  皆様こんにちは、めとろんです。  今回は、横溝正史(敬称は略させて頂きます)の傑作長編『悪魔の手毬唄』について、少々述べてみたいと思います。  隠す必要もありませんが、ぼくは少年時代から横溝正史の作品を愛読してきました。  本格ミステリを人並みに好きになった最初のきっかけも、中学2年生の時、表紙の過激さから書店員さんの目を気にしながら購入した、『獄門島』(角川文庫版)でした。  そして、ぼくをその行動に走らせたのは、小学生のとき親戚の家のテレビ放映でたまたま見た、市川崑監督・石坂浩二主演の金田一耕助シリーズだったのでした。

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操る者、操られる者 藤本有紀・脚本『NHK木曜時代劇 ちかえもん』 《ミニコラム》

操る者、操られる者 藤本有紀・脚本 『NHK木曜時代劇 ちかえもん』 ―「嘘とホンマの境目が、一番おもろいんやおまへんか」 《ミニコラム》 ※藤本有紀さんが、『ちかえもん』の脚本で第34回向田邦子賞を受賞されました!誠に、誠におめでとうございます!!  皆さま、こんにちは。  めとろんです。    先日、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督『あやつり糸の世界』を観て、強く想起させられたのが年頭から放送された『NHK木曜時代劇 ちかえもん』(全8回)です。

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”神殺し”の寓話  ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督『あやつり糸の世界』 Welt am Draht /…

”神殺し”の寓話 ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督 『あやつり糸の世界』 Welt am Draht / World On A Wire('73独) ―嘘だ、と言ってくれ。 ≪ ミニコラム ≫  皆さまこんにちは、めとろんです。10周年を機に今までとはひと味違う変化をということで、「ミニコラム」カテゴリを作りました。今後は、めとLOG名物(笑)血を吐くような長文記事の他に、もう少し気楽な時事短評等も載せていきたいと思います♪

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